こりくから
DIARY & WEBCLAPお礼
2009.08.29
黎明
「本当はこんなの捨てていきたいところだけど、そうもいかないでしょ。
・・・で、我愛羅、出来る?」
あまりの劣勢に取り乱した中忍の男が地面に倒れている。
シズクは手刀を喰らわせた手をさすりながら、それを指差してオレに問うた。
「この男を含め、全員の撤退を完了させればいいんだな・・・。」
「そうそう。」
「・・・お前は。」
「私?私は任務を続行するよ。じゃ。」
言い放ったシズクはもう振り返りもせず、敵陣へと駆けて行った。
正直、その女が無事生還出来るかどうかは怪しいものだと思っていた。
結果はシズクは大きな怪我もなく任務を完遂させ、涼やかな顔で帰郷したわけだが。
あちこちに小さな傷を負っていた事を知っている。
後に、初めて組んだ任務で何故オレに退却の指揮をとらせたのか聞くと。
「私、目は確かなのよ。」
と、透き通るようなその瞳で答えた。
*************************
任務中の我愛羅の行動をよく見ていて、任せられると踏んだヒロイン。
そしてその瞳にやられた我愛羅さん(笑)
PR
「本当はこんなの捨てていきたいところだけど、そうもいかないでしょ。
・・・で、我愛羅、出来る?」
あまりの劣勢に取り乱した中忍の男が地面に倒れている。
シズクは手刀を喰らわせた手をさすりながら、それを指差してオレに問うた。
「この男を含め、全員の撤退を完了させればいいんだな・・・。」
「そうそう。」
「・・・お前は。」
「私?私は任務を続行するよ。じゃ。」
言い放ったシズクはもう振り返りもせず、敵陣へと駆けて行った。
正直、その女が無事生還出来るかどうかは怪しいものだと思っていた。
結果はシズクは大きな怪我もなく任務を完遂させ、涼やかな顔で帰郷したわけだが。
あちこちに小さな傷を負っていた事を知っている。
後に、初めて組んだ任務で何故オレに退却の指揮をとらせたのか聞くと。
「私、目は確かなのよ。」
と、透き通るようなその瞳で答えた。
*************************
任務中の我愛羅の行動をよく見ていて、任せられると踏んだヒロイン。
そしてその瞳にやられた我愛羅さん(笑)
Post your Comment
カレンダー
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
こりく
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター